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免疫(続編)


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第三章.基地内の組織図


二章では様々な細胞、いわば"兵士"達を紹介した。 実際はさらに詳しいく分けられているが、そちらは専門書に譲る。 ここでは、上記に簡単な組織図を紹介した。

COFEE BREAK 〜脅威の免疫〜

免疫といえば近年サメの軟骨が新聞やメディアなどをにぎわせている。 これはプールに多量の発ガン物質を含ませてサメを飼育し、 解剖を行った結果、一つのガン細胞も見つからなかったという実験による。 自然が作り出した脅威の免疫である。

最終章.軍事基地への巧みな攻撃

人体に備わった免疫はまるで実際の基地、人員配置を思わせるような 驚異的な仕組みである。 ナチュラルキラー細胞、キラーT細胞などは初期のガン細胞なども攻撃して仕留めている。 しかし、ガン細胞が多すぎたりすると対応することは出来ない。 また、これらの免疫をうまく突破する細菌やウイルスなども存在する。 結核菌などはまさに忍者に例えられる。マクロファージに潜伏してチャンスを見計らって 攻撃するのだ。また、エイズ(後天性免疫不全症候群)を引き起こすウイルスは、 戦法を良く知っている。 司令官であるヘルパーT細胞を探して攻撃しているのだ。そのため、司令官を失った結果、 的確な指令が伝わらなってしまい、 普段は問題にならないような細菌などに侵入されてしまう。 しかしながら、これらを総合しても私達の体はやはり最強の軍事基地といえるのではないだろうか。
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