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高度な天文学を誇ったマヤ文明、突然の崩壊の謎を追う!!

Mayan pyramids were discovered in the jungle.

不思議捜査官達の意見を元に長官が作成

1章.マヤ文明の背景

マヤ文明の一番の特徴は天文学である。 技術が発達していないのがマヤ人の特徴といわれるが、 天文学だけは唯一発達していた。 天文学が発達していたために 「異星人が飛来し、マヤ人に知識を授けたからである」と一部の研究家は考えている。 では、今度は歴史を見てみよう。 16世紀、スペイン人による大陸征服以前、 中央アメリカにはマヤ文明が繁栄していた。 マヤ文明の特徴は金属器を持たず、 石器時代の技術水準でありながら、 繁栄が困難とされる熱帯雨林の中で、適応し、壮大な都市を築いたことである。 その後、マヤ文明は繁栄の一途をたどっていくが、 9世紀、都市群が突然放棄され、突然滅亡したといわれている。 最近になってマヤ文明について新たなことが分かってきた。 9世紀から10世紀の間に支配者階級が消滅しているという点である。 この支配者階級の滅亡は王朝記念碑・精巧な土器・儀礼用製品が停止したことから判断された。 また、急激な人口減少というよりは、 マヤの都市放棄まで比較的ゆるやかであったということだ。
2章.マヤ文明崩壊の仮説

2章ではマヤ文明崩壊の仮説について取り上げる。

異民族の侵入
当時のマヤ文明をとりまく地形や、環境などから、 マヤ文明が崩壊した理由を異民族の侵入だけに求めることは難しいのではないか 考えられている。

疫病の発生
この説は非常に可能性が高い説として考えられていた。 しかし、急激な自然災害などの証拠や、記録などが無く、現在ではあまり支持されていない。

都市間の争い
古典期のマヤの都市間の戦争は集団的なものではなく、 比較的少人数の急襲的な性格であったと考えられている。 また、目的は同時代の日本のような領土争いなどではなく、生贄に捧げるためで あったと想定されている。 支配基盤が領土などの経済的なものよりも 政治的威信・宗教的な側面が比重が重かったためである。 しかし、8世紀になると180度反転し、 大きな戦争が頻発するようになる。これは碑文などに残されており、 滅亡する一つの大きな原因ではあっただろうが、これが全てでは無いと考えられている。

支配者階級の反乱
力を蓄えた地方首長などが王に対し反乱を起こしたという説。 政治形態から見ても可能性は高いと考えられているが、 全ての都市を放棄する理由としては説明が難しい。

環境の激変
マヤ文明では一時人口が爆発した年代があった。 この説は人口増加により食料が不足し、壊滅したという説である。 しかし自然災害などは特に無いことから、 壊滅する一つの要因にはなったとしても、 これにより全ての都市が放棄される可能性は少ない。

交易経路の変更
マヤ文明は交易により繁栄したが、 経路変更により交易が衰退し、その結果として都市が放棄されたという説で、 8世紀頃、プトゥン・マヤ族により大量に輸送できる 航海術が開発され、中部・南部経由から環ユカタン半島経由に変わり、 中部・南部経由の周辺にあった都市が放棄されたのではないかと言われていた。 しかし、最近では、逆に都市が没落したために、その対応として経路変更を行った可能性が高いと考えられている。
COFFEE BREAK 〜世界の航海・探検家〜

世界には有名な航海・探検家が存在するが、 アフリカ喜望峰に到達したディアス、 新大陸を発見したコロンブス、インド航路を発見した バスコ=ダ=ガマ、世界周航の マゼラン、アステカ帝国(を滅ぼした) コルテス、インカ帝国(を滅ぼした)ピサロは有名である。
3章.滅亡への道

マヤ人は技術などは他の文明と比べ、劣っていたものの、 天文学だけは優れており、一部の研究家の間では異星人干渉説も挙げられている。 しかし、歴史背景などを見てみるとこの点については否定されるだろう。 マヤ文明の滅亡については様々な説が提唱されている。 滅亡については、何か一つの原因により滅亡に向かったという 可能性は低いと考えられている。 つまり、「都市間の争い」「支配者階級の反乱」などが複雑に関係し合い、 その結果、マヤ人はこの都市を放棄し、交易のための経路も変更されたと考えられる。
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