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豊富な水があったサハラ砂漠

不思議捜査官達の意見を元に長官が作成
果てしなく砂漠。以前は本当に豊富な水があったのか!?

サハラ砂漠は世界最大級の砂漠であるが、 はるか昔、豊かな水があったということは本当なのだろうか。 そして、なぜ現在の姿のようになったのだろうか…


サハラ砂漠の説明

サハラは「荒野」ということを意味する。 範囲面積はなんと850万キロメートルに及び、アメリカ合衆国と ほぼ同じ面積である。 イメージとしては砂砂漠という印象を受けるが、 実際には、砂砂漠は4分の1ほどしか無く、 残りの4分の3はレグという礫砂漠である。

COFEE BREAK 〜世界の砂漠〜
世界には アフリカ南部のナミブ砂漠、 北アフリカのサハラ砂漠、 中国北西部のタクラマカン砂漠、 中国北部のゴビ砂漠、南米のアタカマ砂漠 といった有名な砂漠がある。

歴史家ヘロドトス

紀元前430年に、かの有名な「歴史家ヘロドトス」がサハラ砂漠について 「サハラは高い砂丘がどこまでも続き、一滴の水も無いところである。 所々には岩塩の取れる地域があり、奇妙な風習をもった民族が住んでいる」 という記述を残している。 この記録から判断すると、既に紀元前400年ごろには砂漠地帯になっていたようである。

専門家の見解

専門家は紀元前2000〜5000頃には豊かな水に囲まれた 肥沃な緑の土地だったと話す。 そして多数の動物が生息しており、ネグロイド系の人々が 狩猟・飼育していたと語る。

豊かな自然


1933年、フランス軍であるブルナン少尉がこの辺りを第一小隊を 率い、見回っていた。 その後、この小隊はタッシリ山中の水無し川付近を通りかかった。 そして、両側の岩に絵が描かれているのに気付く。 描かれていた絵は、キリン、カバ、カモシカ、ゾウなどであった。 砂漠が広がる中でこのような動物は全く見られない。 落書きとしては無人の岩山に彫りに来る可能性はほぼゼロに近い。 その後、中尉はこのことを専門家の報告した。 先ほどのタッシリの・ニジェールは「水流のある土地」を意味する。 その後の調査によりその岩陰自体が侵食によるものと決定付けられた。 このように調査の結果からも サハラ砂漠にはかつて豊かな水が存在していたことが決定付けられる。 砂漠が進んだ理由は、アフリカを流れる川は海には注いでおらず、 水が土地に溜まり、沼が形成され、また気候区分が移動し、温度が上昇。 この影響により、水が干上がり、塩分だけが残ったと考えられている。

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