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未来〜これからの科学力〜

担当:長官
これからも科学力はさらに発展し続けるのか!?科学者の見解の紹介。
人類の歴史
地球が誕生してから46億年。 生命が誕生してから35億年。 人類が誕生したのは400万年前。 私たちの文明が芽生えたのが5500年前。 そして、科学力が著しく発達したのは100年間でのことです。 科学力はこれからどのように変化・発達するのでしょうか。

これからの歴史
そして、このように発展した中で、最近注目されている点があります。 「科学力はどこまで発達するのか」という点です。 ある研究者は「既に最終的な科学力まで発達しており、これ以上は特に発達しない」と述べ、 またある研究者は「科学力は止まることはない」と述べています。 今回は、この疑問について長官が推奨する書籍は 有名な「ホーキング、宇宙を語る」「ホーキング、未来を語る」 の著者、スティーブン・ホーキングの考えです。



【スティーブン・ホーキング】
スティーブン・ホーキングは昔、アイザック・ニュートンが就いたケンブリッジ大学の現役の 教授であり、現代で最も優れた科学者の一人として知られている。

ホーキングの考え
彼はこれからの科学力について著書「ホーキング、未来を語る」の中でこう述べています。

「一万年前、すなわち最後の氷河時代以降いかなるときにおいても 一定不変の知識と固定された技術のままの状態に人類がいたことは ありませんでした。確かにローマ帝国の崩壊後の暗黒時代のような わずかな後退の時期はありましたが、世界の人口は生命を守り、 また飢えさせないようにする技術力の目安でもありますが、 黒死病のようないくつかの一時的な減少はあったものの 着実に増え続けています。 ここ200年で、人口増加は指数関数的になりました。 すなわち、人口は毎年同じ割合で増加しているのです。 現在、その増加の割合は一年で約1・9%です。 それほど大きくないように思われるかもしれませんが、これは 四十年ごとに人口が倍増することを意味しているのです。 また近年の技術進歩の他の目安は電気消費量と科学論文数です。 これらもまた指数関数的増加を見せ、四十年以下の時間で倍増しています。 したがって近い将来、科学技術の発展が減速して止まるという兆候は まったくありません。 しかし、人口増加と電気消費量の増加が禁煙の割合で続いたなら、 2600年までに世界の人々は肩をぶつけあうほどの状態で 立っていなければならなくなりますし、電気の使用により地球は灼熱化 してしまうでしょう。 もし、新しく出版された本を順に並べていくと、その本の列の端が 伸びるのに遅れないようについていくためには、時速90マイル で動かなければならなければならないでしょう。 もちろん、2600年までに新しい芸術や科学の作品や研究は、 物理的な本や紙というよりは電子的な形態で発表されるでしょうけれど。 しかし、指数関数的増加が続けば、私が扱う理論物理学での 分野で1秒間に10の論文が発表されることになり、それらを読む 時間などありません。明らかに、現在の指数関数的増加は無限的に 続くことはできないのです。それでは、いったいどうなるのでしょう? 可能性のひとつは、核戦争のようななんらかの災害によって 私たちが一掃されてしまうことでしょう。 人類が今まで宇宙人の接触を受けてこなかった理由は、 文明というものは私たちの段階まで発達すると不安定になり、 文明じたいが崩壊してしまうからである、という悲観的なジョークもあります。 けれども私は楽天家です。 人類がここまで発達してきたのは何か興味あるものにでくわしたとき、 犬のようにクンクンとにおいをかぎまわるためだけではないと信じています」 (一部抜粋。角川書店より2500円で発売中

長官の考え
「いつかは人類の時代は終わる」というのは多くの科学者によって科学的に 提唱されています。情報提供によると 「2001年、宇宙の旅」の続編「3001年、宇宙の旅」 では人類の攻撃的な面にも触れられているそうです。 それは「300年宇宙を旅したときに安全に旅を出来るのか?」という 点です。300年間、争いが無かった時代を探してみてください。 恐らくほとんど無い、というよりもそのような時代は全くありません。 歴史上、策略・謀反・エゴ(利己心)などは常についてまわります。 特に宇宙船の中では少しのトラブルも許されません。 一人でも勝手な人物が現れると無事に旅を続けることは出来なくなるのです。
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