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ノストラダムスの予言

ノストラダムスの予言は外れたとされるが、謎に終止符をうつ。
不思議捜査官達の意見を元に長官が作成
1.序章
ノストラダムスといえば社会的に大きく取り上げられた時があった。 「今さら」という意見が聞こえてきそうだが、 再度「取り上げてほしい」という意見が寄せられた。 その理由が 完全にノストラダムスの予言に終止符を打ってほしいとのことだった。 沢山の方々の情報が寄せられたが、特に「ちゃんぽん」 さんに提供していただいた意見が現実的であり、 私としては有力だと考えた。 そこで、「ちゃんぽん」さんにご尽力いただき意見を展開してゆく。

2.全てはここから始まった…

16世紀、フランスに生まれた預言者ミシェル・ノストラダムス(1503〜1566)、 彼が残した全10巻の本の中には未来に起こる数多くの出来事が予言されている。

3.的中する予言!?

【4巻68番】(提供:不思議捜査官 ちゃんぽん)

その年は金星の近くにやってくる。
アジアとアフリカの二大勢力はラインとヒスターからきたものと呼ばれ マルタ島とリグリア海岸には叫びと涙があるだろう。
これは有名な予言の一つであるという。 実は「ヒトラー」の出現を予言していたというのだ。 この他にも「ケネディ暗殺」・原子爆弾などを予言していたという。

4.話題になった予言

【第10巻72番】

1999年7の月
空から恐怖の大王が舞い降りてアンゴルモアの大王を甦らせる。
その前後マルスが幸福に世界を支配するだろう。
ノストラダムスという言葉が社会に浸透すると数々の書籍も発売され、 探査機カッシーニ墜落・北朝鮮の核ミサイル・アメリカの世界征服・ 環境破壊・ポールシフト(地軸変動)・宇宙人襲来…etcなど 数々の説がメディアで取り上げられることも多かった。


5.ノストラダムスの生涯
ノストラダムスは晩年、医者としてその名が知られていた。 当時ペストが流行し、彼はペストの撲滅に尽力し、 人々から尊敬されていた。 当時は医学はあまり発達しておらず、占星術などに よって病が治ると考えられており、彼の影響を受けた一人である。

6.予言の誤釈
でははたしてノストラダムスの予言は確かに的中していたのであろうか。 先ほど挙げた予言の解釈は間違えているということがいわれている。 もう一度掲載してみよう。
【4巻68番】(提供:不思議捜査官 ちゃんぽん)

その年は金星の近くにやってくる。
アジアとアフリカの二大勢力はラインとヒスターからきたものと呼ばれ マルタ島とリグリア海岸には叫びと涙があるだろう。
これはヒトラーの出現を予言したものだといわれているが、 実際は誤釈である可能性が高いという。 ヒスラーは「ヒトラー」と考えられていたが、フランス語には「ヒ」 という発音が無いのだ。 「ヒスター(実際はイスター)」とはドナウ川の古い読み名であり、 不思議捜査官 ちゃんぽんの解釈によれば ライン川と[ヒスター(イスター)]=[ドナウ川]で、 侵略者がドナウ川を遡ってライン川を越え、フランスに攻め込む という解釈になるという。 また、侵略者というのは当時の「オスマン帝国」のことであり、 二大勢力というのは「オスマン帝国」「バルバロス海賊」の勢力のことを表すという。 しかし、実際は予言通りではなく、失敗した。

7.世間を騒がした問題の詩は!?
では世間を騒がした詩は一体なにを表しているのか。 ちゃんぽんさんの説明によると ノストラダムスが世界絶滅を予言するはずはないという。 ノストラダムスはイエスによる救済を望むカトリック教徒であり、 人類の終わりを予言するはずは無い というのだ。もし、仮にそのような 世界の終末を予言する詩を書いたならば 異端審問にかけられ、死刑だったという。 この詩も同様にノストラダムスの予言は 恐怖の大王=オスマン帝国であり、 アンゴルモアの大王=フランソア1世のことであるという。 当時フランソア1世はアンゴルモア(領地名)の大王であったのだ。 事実、フランソア1世とオスマン帝国が同盟を結び、 大勢の犠牲者が出た。 つまり、1999年ごろに同様に オスマン帝国とフランス王が同盟を結むことを表すことを ノストラダムスは予言していたというのだ。 (オスマン帝国は現在は存在しない)

8.結果
以上のことをまとめてみれば、 ノストラダムスは終末を到来する思想はなく、 当時オスマン帝国とフランスの王(フランソワ1世) が結んだ同盟により多数の犠牲者が出た。 このように1999年にも同様に オスマン帝国(現在は存在しない)とフランスの王が 同盟を結び、多数の犠牲者が出てしまうのではないかと予言していたのである。

9.不思議捜査官 ちゃんぽんより(一部抜粋)
今回は初めての投稿ということで不安でしたが、 無事長官が編集してくれ、たいへん嬉しく思っています。 このようにノストラダムスの予言は歴史的な観点・当時の生活から 考えてみることが大切だと思います。 長い文章をお読みいただきありがとうございました。

10.長官より
印象に残ったのは歴史的背景に重要な鍵があるということだ。 私が当時気になっていたのは探査機カッシーニ墜落説であった。 カッシーニは当時地球をスウィングバイするために地球を回る必要があり、 それが墜落する可能性があった。 カッシーニ自体の墜落だけでなく、プルトニウムが積まれていたことがその原因だった。 プルト二ウムは東西ドイツの時代にも、密売されていたほど危険である。 有名なのは、1945年8月9日、11時02分に長崎に投下された 原爆、「ファットマン」だ。 カッシーニの際には、プルトニウムは使用せず、太陽電池などを利用するのだが、 太陽から離れた位置を飛行するために付けられていた。 仮に墜落すると放射線が地球全体に拡散し、生物は生存出来なくなっていたといわれている。 NHKに出演したNASAの科学者が「任務遂行のためにはリスクを伴います」 と発言した時には一層の不安が残った。 墜落する確率は100万分の1といわれていたが、 やはり恐怖心はあった。 事故を起こしたチャレンジャーも 墜落する確率は50万分の1と発表されていたからだ。 その後、墜落後は20分の1であったと訂正されたが、 カッシーニの場合は地球の存亡がかかっているので 特に失敗は許されなかった。


不思議捜査官からの情報提供

ノストラダムスの予言と、グランドクロスの関係はかなり注目を浴びていました。

ノストラダムスは当時、医師、占星術師としても知られていました。 当時、猛威を振るっていたペストに対して、 細菌学が確立されていないのに、 ネズミを火で処分し、当時、習慣が無かった火葬 を行い、家はアルコールで消毒させていたという記録が残っています。
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